この時期恒例のライブ観に。今回で三年目。ひょんな出会いから体を徐々に浸していく時間が三年。
すっかり彼女の歌を聞く体が出来上がってしまった。
音楽は心を彩るだけでなく体を作り上げていく。
No music No life！
子供が出来たらガンガン聞かせるぜ。
ありとあらゆる音を。
聞いてはいけない音は無いのだろう。
聞かなければならない音ばかりなのだろう。
そこから選び取ることが大事だろう。
No choice No life！

空っ風の空の下のオープンライブ。
どこまでも伸びていく声は祈りだ。街行く人が足を止める。
足を止めて共に祈る時間、何の為に、誰の為に。
空気の振るえと共に高く高く果てしなく思い思いの場所へ、人へ、祈りがはばたいていく。
その軌跡が見えるような青空。

西日暮里。始めて下車。どの路地を見ても一方通行地獄。不思議なほどに一方通行。なんか意味あるのかね、都市伝説かもねあの多さは。それだけで西日暮里＝グレーな街（住んでる人いたらごめんなさい）の勝手なイメージクリア！

小学校での撮影。旧小学校か。今は開放して最上階はビジネス学校、あとはスタジオだったり、教室それぞれに個人事務所が入ってたりして中々面白い。取り壊すのもなんだし維持するのも大変だしで、閉鎖された学校のこういう利用の仕方が最近増えているみたい。校庭なんかコインパーキングになってたよ。水周りとかガスとか大変だけど改装して住んでみたいな。夜は確実に怖いけど。

十何年ぶりにいわゆる「学校の机」に着席。こんなにちっちゃかったのか！たしか机とかイスとか「1号」とか「６号」とかってサイズあったりしたよな。こんな狭い机でよく教科書開いてノーと開いて、その隙間ぬって机にコンパスで穴ほじっくって、その穴に消しゴムのカスつめて・・・とかしてたな～、と感慨ヒトシオ。食い残しのパンとか入れてる場所ないよホント。そこは無限大のフィールド。
周りは皆小学生、座高が１/2ぐらいしかないのよ皆。チェ・ホンマンになった気分。

待ち時間に犬山さんに見せてもらったコレ。かなりくだらない。

ぶ厚さで選んだ大沢在昌「心では重過ぎる」。かなり昔に新宿鮫シリーズの影響で歌舞伎町関係の本を読み漁った、警視庁24時とか観まくってたあの頃を思い出す。読感は異なるのだが喉越しは相変わらずの大沢節に止まらず一晩で読了。
で、完全寝不足。自己管理＆危機管理不足。。。のまま撮影へ。
あまりにも気持ちのいい空にフル充電。簡単な体と脳みそでホッとする。
都内の公園での撮影。午前中の公園には普段接点がなさそうな方々が沢山。噴水から生えた虹がとても奇麗。何本も走る飛行機雲に世界の繋がりを思う。
合い間に奥菜さんとちょっとロマンチックな話を。とってもよく笑う人。産毛が奇麗。別に変な所見てる訳じゃないです。

撮影後、シアタートラムで「ソウル市民」観劇。手法と物語の捉え方、観念について考える。
俳優の「魅力」が無条件で試される時間を垣間見る。ドラマと現象。そして「魅力」という比類なき「力」。そう「魅力」は「力」。

晴れの日も雨の日も曇りの日も雪の日も夕暮れ時も夜明け前も雷が鳴っていてもうつむいてても目を閉じていても、空にはいつだって何百億の星が輝いているのだ。変わらずに。

月に一度の美容院。髪型を変える必要があるとき意外は伸びたら切る！派。なのだが、どのくらいが伸びたのかイマイチ把握できず、人に「モサッてるな～」と言われてから行くのも癪なので、月に一度。
のはずだが、朝起きて、風呂浴びて、髪乾かして、セット、の刹那、「そうだ京都に行こう」いわんや「そうだ髪切り行こう」との天啓。

中二週間の登板。

で、いきなりの来店にいつもの美容師Ｋさんもびっくり。元が短い上に撮影もあるので型はそのまんま。
「あんま切るとこ無いね」
「そりゃ無いよね」
いいのさ、お話がしたかったのさ。たくさん喋って、すこし揃えて。
「髪型を変える」以前に「髪を切る」行為は常に新しい風を運んでくれる。禊だ。

帰り際に、今年最初の「良いお年を」をお互いに。
そうだ、ジーザス・クライストばかりに目を奪われている場合ではないのだ。
やることテンコ盛り。

今日は髭をそらない日にした。僕の髭は一晩でかなりの伸び率を記録する。
久々何もする事がない一日。でも貧乏性なので、一日家にいることが中々出来ない。でも今日は家から一歩も出てなるものか。休むんじゃ。だから、汚らしく髭たくわえれば外に出る気もなくなるものだ。

マフラーぐるぐる巻きで出かけました結局。図書館だけだけど。。。あぁ薄弱。。。