ひたすら活字を追う日々。色んな方々から様々なジャンルの書籍をお勧めしていただいて頑張ってみるものの、これから先の人生の中で読まずに終わってしまう書物の量を思うとため息。今読むべくして読んでいるんだな~と思えば、何か違うな・・・と思ったり、何年か後にあれっ?とその魅力に気付いたり。人と一緒で本にも出会うべくして出合うんだろうな。

先日思わず笑ってしまったのが、役名の表記の巧みさである。
先日とある刑務所モノの吹き替えの仕事をした時に、刑務所モノなので基本メインは囚人たちであるが、名前の無い(役名の無い)囚人たちを列記してみる。

戦う囚人
絡む囚人
囚人の声
あおる囚人
声をかける囚人
とめる囚人
叫ぶ囚人
ABの囚人
号令の囚人
房の囚人
続く囚人
etc・・・(それぞれが複数名いたりする。「絡む囚人4」とか)

色んな囚人がいる。ストレートに判りやすく表記してくれているのだが、その役名の表記にしようと考えているスタッフさんはなんだか大変なのではないかな、と。

ちなみに黒人verとかもあります。


あぁ、活字の裏に見える面白さよ。