「どうしよっか~」と言ってしまう事が殊更増えている。優柔不断の極みである、甘えん坊のとっちらけである。そして、例えば「じゃあ、あそこにしよっか」という具合に決めるカフェはことごとくメモリーな場所だったりするので、その度に「なんと女々しい奴よ」と自分にダメ出しをすることがホントに多い。

」を観にシアタートラムへ。今年の頭にこのリーディング公演に出演させてもらった事もあるが、久しぶりに宮沢さんの作品を客席から拝見することに、変だけど緊張する。
改めて思ったことは、とても「ソリッドな部分」があって、それは空間のテンションの張り方であるとか、俳優の立ち位置だとか、音の入り方だったり、要は、劇空間としてのあり方は物凄く痺れてしまう。正直前半のある部分では全くそんな場面ではないのに、何故かウルウルしてしまっていたので、まあ、それはその「ソリッドな部分」が格好よかったわけで。

で、11/5発売の「ユリイカ・増刊号」が宮沢さん特集らしい。笠木さんの大作も掲載されているので、是非読みたいと思う。

終演後、初日(プレビュー)乾杯に軽く参加した少し飲みに行ったのだが、お店に行く前に立ち寄った喫茶店での光景がとても良くて、今まで一緒に芝居をした人や、その友人がダラダラとテラスを隔ててくだらない話をしているその光景が、何だかグッと嬉しく見えたのだ。

その後最近引越しをした友人の家へ行き、ダラダラと夜を更かす。

明けて、今日は色々と行きたい所をすべて周ってしまった。先ずは「ストロベリーショートケイクス」を観る。いやー、痛いだろうなとは思っていたが、出てくる人物が皆いとおしくなって、今だから、そう、今だから、観て本当に良かったと思える映画で。

その後、ブラブラしながらDesignTideへ。物凄い人の数で、普通に汗をかく。しかし周りを見るとそんな人はいなかった。とてもキャッチーなデザインの物があふれていて、いわゆる展示即売の感覚。おしゃれな文化祭のよう。しかし、あまりの人の多さにすぐさまグロッキーで、次の目的地を目指す。
これがデザイナーズウィークだったのだが、連休中の青山界隈を甘く見ていた。原宿から絵画館前までの道程は、果てしない程の苦行。着いた頃には憔悴することしきりで、入ったものの滞在時間はものの15分ぐらいであろう。。。観たいものはきっと沢山あったんだけどね。。。

それから渋谷までまたまたブラブラと歩いていると、ばったり初音映莉子ちゃんに遭遇。ほんとに久しぶりで相変わらずの美少女だ。で、これが色々なことがあるときに限って、初音ちゃんは偶然現れるのだな。立ち話の後にその事に気がついて。次あった時に必ず伝えよう。でも偶然あうとなると、この流れからいくと、また大変なことになっている可能性が極めて高そうだ。いやだなそれは。

帰りに魚喃キリコの本を5冊も買ってしまった。

で、明日から家探しスタート。