2006年11月

ぼーっとしていたんです

シャクっとした空気が空をどんどん押し上げていく。人いきれのないまばらな車内もドアのそばからそらを見上げ続ける。

新居の契約も無事終了。担当の人が誰かに似ている。ずっと思い出そうとしている間にハンコをいくつも押していた。西小山野お店からぶらぶらと目黒まで歩くと、一昔前の世界が広がるその下に新しい世界が広がっている。ゆがんだ時空。

その足ついでに自転車のタイヤを買いに西荻へ。僕の4代目アイリーンは満身創痍でしばらくお休み中だったのだが、このたびオーバーホールを決意。自転車は愛着がなくちゃ乗ってはいけない。かれこれ12年の付き合いになる自転車屋ARROW。暫くぶりなのにざっくばらんなオーナーの山田さん。三時のおやつにビールをグビッと。

あまり肝臓の強くない僕は、心地よい風に吹かれていた僕は、ほろ酔い加減で浜松町。父親の職場替えに伴い、会社のテレビを実家用に頂くとの事。その搬出のお手伝い。なかなか良いテレビ。俺もほしいなーと思いつつ、車へ運ぶその刹那、段差に足をとられた台車から、テレビがごろり!1/2の賭けに破れ、無残にも画面からダイブして傷物に・・・そう、「飲んだら乗るな!」という意味が思いっきり解りました・・・ごめんなさい、父よ、母よ。僕が行くまでお茶をしながら待っていた父よ、母よ。行かなきゃ良かった、いや飲まなきゃ良かった。

「飲んだら運ぶな、運ぶなら飲むな」

ごめんよチチハハ。
でもそれでも使えそうで一安心。


まとめて

先週は、我らが南波典子嬢出演するチェッルフィッチュの稽古場を見学させてもらった。まず稽古場のセットがかなり刺激的な事になっていて、俳優にとっては大変困難であろう事が予想されるが、そういった場でどう身体が変化するのか、そして、実際の劇場ではどのような視覚的効果を与えてくれるのか、それだけでわくわくしてしまう様なプランだった。
初めて、チェルフィッチュの創作過程を目の当たりにしたのであるが、その独特な手法や、文体ということに注目が集まっているところとは全く別のところでその作業は進んでいて、誤解を恐れずに言ってしまえば、至極まっとうな「演劇的」手法で岡田さんは物語を紡ぎ出している。それは一つの安堵感を与えてくれて、ダメ出し?ではなくて問い掛けのような語り口で、共に作り上げていくそれは、最初オリジナルな単語が次々と飛び出していき、しかし、全く持って地に足の着いた言葉であった。しかし、俳優のレベルは高いな~。ある一定の技術とかではなくてその根幹にかかわる部分。
かなりな刺激を頂いた。というか、そのことについて今もずっと考えている。

そして、ぼちぼちと撮影していたドラマは終了。先日観たストロベリーショートケイクスに出演していた俳優さんがご一緒で、色々と裏話を聞かせてもらい、一粒で二度おいし。

で、新居が決定。きっと富士山が見える。富士山を見るとどうしてありがたい気持ちになるのだろうか?DNAか?

内見に行った先の一つがなんと南波さんの家の斜め上であった。こんなこともあるのだな~。不動産屋さんも「この町のことは南波さんに聞いてください」との事。まあ、あまり南波さんのプライベートをフライデーしてもいかんと思い、別のところに決めましたが。でもご近所さんです。素敵な響きだ。

で、来月は観たい舞台が目白押しだ、目白ってこれでいいのか?だとしたら何で目白を押すのだろう?

とにかく楽しみ。表現というものを考える日々。

以上、チェリーブロッサムハイスクール(カッコイイHPにリニューアル!)の柴田君の手法をを微妙ににパクッてみました。

青い影

帰り道、自分の足元にぴったりと寄り添う、影。月の光が作り出す影はそれ自体も深い青だった。

見上げた空は、本物の星でいっぱいだ。本物、いい。

「close to you」

飛ぶ夢をしばらくみない

昨日珍しく熱を出したのが良かったのか、今日は一日すっきりとした気分で過ごせた。風邪ではなかったようだ。知恵熱か。
想像力で空を飛ぶ。現実では飛べなくても。空を飛んでいるのだ。飛んでいるのだ。空を。

忘れてしまいたいことや、どうしようもない寂しさに

とBGM。
忘れることが出来るから人は生きていけるんだよな、と聞くし言うし。でもそれは本当に忘却のかなたへ、ということだろうか?

「ただじっと見守るのも、愛情」という台詞の重さがズンとくる。凄いよケラさんは。

「東京タワーは今見たくない」といったが、「東京タワー」は遅ればせながら読み始めた。そんな心模様。
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