2006年09月

南波さん

南波さん はよく落し物をするらしい。この場合の落し物は、物を置き忘れるとかではなくて、単に物を落っことすようだ。とても南波さんらしい。「南波さんてどんな人?」と聞かれたらこれからは「物を落っことす人」と答えよう。南波さんは嫌がるかもしれないが、とてもぴったり。『バス停でバスを待っていて、買い物袋を落とし、中に入っていたしょう油のビンが割れて大変なことになり、バス停でもバスの中でも周りの人に謝り続け』ている南波さんは一筆書きで描けるくらいに思い浮かぶ。もっと沢山物を落っことして欲しいな。けが人が出ない程度で。

で、僕は単なる落し物が多い。忘れ物、いや、物忘れか。特に、この10日間は物凄い忘れ様で、ある物を落として、それを探しに行った先でまた物を落としていたりする。そして、なくす物がことごとく思い入れのあるものとくるから始末が悪い。その日に辿った場所をことごとく思い浮かべ、ネットの波を掻き分けながら、バッタバッタと電話をするも、ことごとく外れる。そして2,3日後にふっとあのコンビニに行ったなと思い出して連絡をすると、ちゃんと僕を待っていてくれたりする。おかげさまで、指輪も鍵もネックレスも自転車も(どこに停めたかすら忘れているらしい・・・)無事に里帰りしております。これはもう執念。帰ってこいよ~という執念。

NIDAのワークショップを受けたり、知人達の集まりで色々なことを試したり。まだまだやりたいことはあるのだ。今考えているちょっとした企画が、別件の企画と日程的にかなりタイトな形になっていることに気付き、少し焦る。まったく違う物だが、どっちもやりたいものなので、泡を食っている場合ではないのだ。

また、それとは違う仕事でかなり悩む。半年間。うーん・・・
「自分の声にしっかり耳を澄ますといいよ」という言葉に、おのずと結果は出ているのだな。ありがとう。

ピカピカな気分

また一つ歳を重ねた2006年9月20日。

伸ばした指の先がとめどなく飛んでゆき、空と宙の境目に触れたいと。そんな風景。
友人からのメッセージや贈り物が一つ一つ体を包んでくれるようで、その人の、その一言が、その人を伴って、僕のからだのそこここの場所に、それは見事に落ち着いていく。
あいつの言葉は耳元でカランコンと転がって、その人の言葉は湯船に浸かったようにブワーッと体の中を風が吹き抜けて、こんな人の一言に縮こまった足元をギュギュッと前に押し出され。

そうすると、今まで出会ってきた人たちが沢山顔を覗かせて、出会えてよかったと今思う人も、出会ったこと自体忘れてしまいたいと思っている人も、皆「思う」我がいて、やっぱりそんなこんなで皆さんのおかげで今まで生きてこれたのだ。そしてこれからも生きていくのだ。

アリガトウゴザイマス、ソシテ、コレカラモヨロシクオネガイシマス。

あなたにもチェルシーあげたくなりました。

「予定を詰め込みすぎなんじゃない?」と知人に言われ、改めて考えてみる。確かにここ数週間、日にいくつモノスケジュールが重なることが多く、それぞれをいかに「こなしていく」か。と言った感じで時間が過ぎていくことが多かった。
それでもやはりこぼれていく予定がいくつかあって、それは、義理だったり、しなきゃいけないな~と思っていたことだったり。しかし、思い返してみると、意外とやりたいことはその中に収まっていて、一日があと4時間長ければなとは思うものの、それはそれで八分目のほうが決まりが良いとも思いつつ。
ただ、やはり不義理に感じてしまう所は否めずに、少し落ち込む。

昨日、宮沢さんの芝居を観に久々に我が母校に立ち寄る。WS形式の授業の発表会で、二週間という期間で一つの作品を立ち上げる物。
去年も同じ発表会(昨年は「三人姉妹」今年は「ゴドーを待ちながら」)を観劇した後に、宮沢さんが「2週間で舞台って作れるな」とおっしゃった一言は、その前に「トーキョー・不在・・・」を一年間かけて作った耳には新鮮で、勿論冗談の部分はあったであろうにしろ、その事を思い出しながら観劇、そしたら、何とも面白い体験で、現代演劇と古典と舞踊、それぞれの「待つ」体験が観てる方にはまた違った「待つ」という体験として、それぞれの異なった体験をどこかで共有している感覚に陥る。

帰る途路、高田馬場までブラブラすると、通い詰めた定食屋さんや、かつて思いを馳せた人と味わった喫茶店やらが無くなっていて、時の流れを秋の風の中で感じる。

17日(日)(あけて月曜日とでもいいますか・・・)24時55分~NHKのBS2で
『モーターサイクル・ドンキホーテ』の劇場中継が放送されるようです。
BS観れる方、受信料を納めている方、是非ご覧になってくださいませ。

天高く俺肥ゆる。

空が高くなると、その分遠くなって、自分がちっぽけに感じて、だから秋は寂しい季節なのかなと思ったりする。

ここ2週間はバタバタしながらも、一つ一つを考えるととても穏やかな日々。ちょっと干からびた体を感じて、そこに少しずつ色々な養分が少しずつ、ホントに少しずつ染み込んでいく様。
人の距離感は面白いなと思うのは、なんでもなかった人を急に親しく感じるときに、その周りの空気ははっきりと色が着く。そういう瞬間に出会うとやはり嬉しい物だ。

最近なにかと贈り物をする機会が多く、というか、事ある毎に贈り物をしたくなる。
あの人やあの人、そしてこの人は、と思いを巡らせながら街を選び、店を歩き、モノを手にとる、これってむしろその事自体が相手から貰う贈り物のようで、とても幸せな気持ちになる。

4本の芝居と2つのアートと5冊の本と4本の映画。それがこの2週間。
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